吟道摂楠流の目的

発会は以下の目的の下に成されました。

1、詩吟を楽しむこと

2、詩吟を普及すること

3、1と2を通じて世の中を良くすることに貢献すること

以上のことが会則二条(目的)に盛り込まれています。

   会則二条(目的)

   本会は詩歌吟詠を通じて、会員相互の親睦をはかり、国民精神を高揚し文化的教養をたかめ

   併せて吟道興隆発展につとめ、以て社会に貢献することを目的とする。

更に、会則三条(事業)に具体的な活動の五本柱が明示されています。

   会則三条(事業)

   本会は前条の目的を達成するために次の事業を行なう。

   ㈠詩歌吟詠の研究及び普及に関する事業。

   ㈡吟道大会に関する事業。

   🉁史跡の顕彰並に吟詠奉納に関する事業。

   ㈣名士の講演、その他本会発展のため必要な事業、

   ㈤その他、関係諸団体に参加協力する事業。

以上、趣味として自らの楽しみに加えて、崇高な理念を抱いて邁進する

吟道摂楠流では、初代宗家が提唱された二つの流是の下に力を結集して

歩み続けています。

流是1 「和敬」

互いを敬いあう。相手の長所を引き立て、短所を抑制し、和やかに交際

して切磋琢磨していく。

流是2 「培根至枝」

根を培う。何事も根本を正し、怠りなく手入れして行くことで真の発展が

可能となる。流祖が重視して唱えられた根本とは㊀父母へ孝養を尽すこと、㊁祖先を大切に

し祭ること、㊂歴史を大切にすること、の三点である。

両方の流是をまとめて、「和敬・培根」が、吟道摂楠流での合言葉となっている。